*ベスト・オブ・ウミガメのスープ『Most Valuable Soup』とは? [#yae37664] 望む者の向上心を高めること、問題の質を上げることを目的とした機能。 良問の一覧集。 ** 目次 [#q2904f24] #contents *資格 [#c40800de] 称号「○○問出題シリーズ」or「質問王子」or「スープパートナー」を付けると良問題投票が行えます。 *ベスト・オブ・ウミガメのスープ各部門説明 [#i9736b00] ***チャーム部門 [#ka15d877] チャームとは商品のパッケージのようなもの。~ 内容は分からなくてもついジャケ買いしてしまう。~ チャームとは、そのように参加意欲をかきたてる要素である。~ 謎が不可解なほどチャームは高くなり、魅力的な問題になる。~ チャーム部門ではその「解きたい!」と思うインパクトの強いものを評価する。~ 例題:「脱出ゲーム」~ 例題:「ロックウェル警部の事件簿」~ 例題:「ハッピーランサム」~ 例題:「不死身のメアリー・プルプルソン」~ ***納得感部門 [#o0522552] 納得感は上達への道、「問題を出題する前に確認すること」項のすべてを満たしている問題の評価。~ すべての良問はここから。 ◎問題と解説の矛盾は無いか。~ ◎その謎は興味の引くものか。~ ◎特別な知識が無くても解けるか。~ ◎解くべき謎がはっきりしているか。~ ◎解説は誰もが納得のいくものか。~ ◎問題文だけで正解がわかってしまわないか。~ ◎別解答が容易に想像できないか。~ 例題:「ショッキングショッキング」~ 例題:「許される万引き」~ 例題:「電話をするよ」~ 例題:「わからない」~ 例題:「ミスのある風景」~ ***トリック部門 [#af46a5e1] トリック部門は水平思考の発想をしないと解けない「仕掛け」を評価する。 仕掛けとはあっと驚くような先入観や、意外性、言葉遊びなどの技巧の事です。 ミスリードや思い込みを呼び込み、いかに水平思考をしてもらうか、そのトリックを評価する部門。 料理でいう驚きのアクセント、これがないといくら美味しくても飽きてしまう。 例題:「雑誌の付録」~ 例題:「不親切な鋏」~ 例題:「私をビーチへ連れてって」~ 例題:「カルタじゃないんだから」~ 例題:「はい、チーズ。」~ ***伏線と洗練さ部門 [#rfe7df56] 伏線とは後の展開若しくはそこに繋がる事象を、そうと気付かれない様にさりげなく披露する事。~ 問題文に伏線を仕込み、解説で披露する。それは必ずしもヒントとは限らない。~ 「ああ、問題文のコレはそういう意味だったのか!」と解説を見て唸らせる。~ 質疑応答中に開示するか、解説まで隠すかは、出題者次第。~ ヒントでもあるので、クルーと近い位置に当たる。~ 洗練さは、簡潔で無駄の無いこと。~ 問題文の量ではないので、問題文が短ければ良いわけでもなく長ければ悪いわけでもない。~ 機能美的な美しさのある問題。~ 伏線と洗練さ部門に、納得度は前提条件である。~ 矛盾なし、強引さなしはもちろんのこと~ 「これしかない、という解説」別解答が容易に想像できない。~ 納得、伏線、洗練さの3つが揃った問題。~ それは多くが認める「美しい」問題であるといえる。~ 例題:「夜のように黒く、恋のように甘いコーヒー」~ 例題:「とってもいい話」~ 例題:「恋するフォーチュンクッキー」~ 例題:「親愛なる未来の私へ」~ 例題:「最後のキス」~ ***物語部門 [#x272bc95] ウミガメのスープは正解が出た後も楽しみが待っている~ それは「解説」である。~ 解説は答えを指し示すだけが目的では無い。解説は答えの先を物語る。~ 整合性・納得感・見事なトリック それはたしかに大切である。~ だが、それらを兼ね備えた話が「お話」として面白いものであるとは限らない。~ 物語部門はその名の通り、その「お話」が「物語」としての魅力を供えた読み物であることを表す。~ 問題文を見た時の情景がすぐに思い浮かべられ、世界観がある。~ それも魅力へと繋がる。~ 例題:「姉の愚行」~ 例題:「ウミドリのスープ」~ 例題:「天使と、悪魔と、恋する少女」~ 例題:「小さな花の名前」~ 例題:「暖かい方程式」~ 例題:「きゃろらいんちゃろんぷろ(ry」~ 例題:「恋色の濃いオレンジジュース」~ ***言葉遊び部門 [#le0b3495] 言葉遊びはトリックの中にもありますが、その言葉遊びの技法が突出していた場合に評価しましょう。~ だが、必ずしもトリックにあるわけでもない。~ 例題:「禁断の果実」 例題:「カメオ伝説」 例題:「どうしてもほしい」 例題:「とあるコンテスト会場で。」 例題:「絶望の ピンチを救った 七面鳥」 ***斬新さ部門 [#j004ad3f] 新しい要素をうまく取り入れている作品。~ それは挑戦的な取り組みや、他の問題には無いようなあっと驚くようなアイディアなど、様々。~ いわずもがな、それには「水平思考」が必ず含まれていなければならない。~ 例題:「解説の無い水平思考問題」~ 例題:「旬の種芋を煮ているが似るを突くざるまい」~ 例題:「BLuuuuE!」~ ***その他部門 [#defa52cb] どの部門にもあてはまらない、どこを評価するのはあなたの自由。~ どの部門にもあてはまらないものを、自分はこの部分が最高だと感じた!とコメントで力説するのがその他部門である。~ ゆえに、「コメントは必須」である。~ しかし、例外はある。~ 誘導と挿絵などの出題者に対する評価はMVSの狙い(問題の質を上げる)とズレるもの。~ あくまでウミガメのスープの質を評価すること。~ そして「評価することがネタバレに直結するもの」もその他部門行きである。~ 一例が「問題文と解説文のギャップ」~ ほのぼのとした問題文に対して衝撃的な解説文だったとして、それを衝撃的な解説文と評価すると、肝である解説を見た解きの驚きが著しく減少してしまう。~ それを避けるためにも、ネタバレ関連はその他部門で。~ ネタバレ関連のコメントの場合は「【ネタバレ注意】」と最初に書きましょう。