「ラテシン」の世界観  

謎の館「ラテシン」
不思議な現象が起こる街「アルカーノ」のどこかにひっそりと佇んでいる。

その館の正体は、世界中の謎を収集するコレクター達が集う場所。
その「収集家」と呼ばれるコレクター達は、
不思議な世界で生まれ出る謎を自ら解き明かすことで収集し、ここに保管している。

館の主は「スープの男」と呼ばれる男。
極上の謎をスープと呼び、常に館のどこからか訪問者を見守り、
数々の腕利きコレクター達によって集められた尽きる事の無い謎を全て管理している。

しかし、「ラテシン」は普通の人が見つけることはできない。
何故か?

それは、この街「アルカーノ」の中で起こる事件を解決した者でなければ
見つけることはできないからだ。

立ち入る方法はただ一つ。
「ラテシン」への「案内人」であるシンディによって館を目指そうとする者に謎が与えられ、
それを解き明かした者のみ資格を得て館へ招かれる。
つまり、「案内人」のテストに合格した者のみが、「ラテシン」を見つけることができるのだ。

「ラテシン」に集められる謎。
収集家たちは、彼らの中で「新着くん」と呼ばれているラテシンに住む妖精によって
都度知らされる謎の発生に誘われて、「ラテシン」内の扉から、その舞台へと向かって行く。

そこは、あらゆる可能性を秘めた世界。

どこでもあり、どこでもない世界・・・
いつでもあり、いつでもない世界・・・
現在であり、過去であり、未来であり・・・
そしてまた、現実でもあり、仮想でもあり、虚構でもある。
生命と思考の全てを内包する、神秘な世界に漂う『謎』の舞台へと。

そして『謎』は、コレクター達によって収集され「ラテシン」に納められる。
しかし『謎』によっては、その余りにも強いエネルギーが「ラテシン」から漏れ出すこともあり、
その結果「ラテシン」のある街「アルカーノ」では、
その干渉によってしばしば不可思議な出来事に見舞われることがあるのだという。

そして今日も、また新たな謎が解き明かされ、館の主の元へ届けられる。


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