スープパートナーって何?
スープパートナーとは問題作成の手助けをしてくれる人のことです。
(用語解説のスープパートナーの項目も参照)
初めての出題で勝手が分からない、面白そうなアイデアを思いついたけど本当に面白いかどうか不安、そんなときは誰かにスープパートナーを頼んでみましょう。
具体的な例 (内容編)
- テストプレイをしてもらう
文字通りテストプレイをしてもらい、終了後、または、随時感想やアドバイスをもらう方法です。
問題、解説のほかに、進行のチェックをしてもらえる場合もあり、自分の出題リハーサル(FAや良質、ヒントを出すタイミングの確認等)としても有用です。
ただし、比較的時間がかかるという難点があるので、急いでる場合や相手に負担をかけたくない場合には向かないかもしれません。
- 出来上がった問題文・解説を見てもらい分析をしてもらう
こちらも文字通り、問題文・解説文を見てもらいアドバイスをもらう方法です。
問題をまとめて見てもらえるため、最も手っ取り早い方法です。
一番無難で間違いない方法ではありますが、SPする方が解説をすぐに見てしまうため、問題文の印象や問題の難易度をはかりづらくなってしまう場合もあります。
- 出来上がった問題文のみを見てもらった後に、解説を見てもらい分析してもらう
先に問題文を見てもらって感想や助言をもらった後に、解説を見てもらって全体としてのアドバイスをもらう方法です。
上記方法より手間はかかりますが、先に問題を見てもらうことで問題文の印象やチャームをまっさらな状態で見てもらうことができます。
SPをする方にとっては最も見やすい方法かと思われる他、ここからテストプレイなどにもつなげられる方法と言えます。
- 問題文だけを見てもらい、分析してもらう
問題文のみ見てもらって感想や助言をもらうやや特殊な方法です。
上記方法のように解説まで見てもらった方が得られるものは大きいため、あまり使われることのない方法です。
気軽に問題の第一印象だけ聞いてみたい場合や、SPをする方にも出題時に参加してほしい場合などに利用されることがあります。
- 原案・ネタだけの状態で見てもらい、問題を組み上げていく
問題の原案(ネタ・トリック・大筋など問題の根幹をなす要素)を見てもらったうえで、助言をもらったり議論しながら問題を組み上げていく応用的な方法です。
良さそうな原案を持っているがそれをどう問題文や解説文として表現したらよいかわからない、この原案が使えるか(問題としてふさわしいか)どうかわからない、きっちりとした問題文・解説文にする前に一度見てもらいたいというような場合にこの方法が採られます。
このように問題作成の早い段階においてアドバイスをもらうことによって、今後の方向性を定めることができます。
一方で、分析だけでなく、建設的な意見やアイデアを出す必要がある場合も多く、SPをする方にも柔軟な対応が求められるため、ラテシンに慣れた人同士で行われる場合が多いです。
- 解説案だけの状態で見てもらい、問題文を組み上げていく (非推奨)
原案を見てもらう上記方法と似ていますが、こちらは話や物語、豆知識、ニュースなどがあるだけで、原案の体をなしていない(問題の形ではなく、単なる話の状態)場合に利用される方法です。
面白い話があるがどう問題にしたらいいかが分からない場合などに、問題としての切り口を一緒に探してもらうことができます。
しかしながら、話の切り口は問題の要である場合も多く、これを考えるのは相応の労力がいるため、SPとして行われることはあまり多くありません。
- テーマ、イメージだけの状態で見てもらい、問題を組み上げていく (非推奨)
話や物語さえなく、テーマやイメージなど断片的なアイデアのみがある場合に利用される方法です。
SPをする方の寄与が大き過ぎるため、SPとしてこの方法をとることは稀であり、大体はコラボとして扱われます。
具体的な例 (連絡手法編)
- ミニメによるやりとり
ラテシンのミニメール機能を用いてSPの方とやり取りする方法です。
メリット - 相手と時間を合わせる必要がない。内容をまとめて送ることができる。なによりラテシンの機能であるため手軽
デメリット - 短文を小まめに送り合うような場合はやや面倒。
- 外部チャットによるやりとり
ラテシン外部のチャットルームを用いてSPの方とやり取りする方法です。
メリット - 短文を小まめに送り合うようなテストプレイ、議論などに向く
デメリット - 相手と時間を合わせる必要がある。外部のチャットを探さなくてはいけない。
- LINEやTwitterのDMなど、SNSによるやりとり
メリット - リアルタイムでやりとりができ、短い期間でできる。率直な感想をもらえる。
デメリット - 長文でじっくりと書き込むタイプの感想などにはやや不向き。
スープパートナーを頼む前に
スープパートナーを誰かに頼む前に、まず自分で問題を作っておきましょう。
出来れば問題文と解答、最低でも問題に使用するトリック・元ネタくらいは考えておいた方が良いでしょう。
初出題の場合は必ずパートナーを募集しましょう。今後の出題にも大いに役立つアドバイスをしてくれます。
スープパートナーの頼み方
- ラテシンチャットルームを利用する方法
ラテシンチャットルーム内の「【スープパートナーを探そう】SP募集」というスレッドで、スープパートナーの募集をすることが出来ます。
こちらで募集をする際、問題ジャンル、希望するスープパートナーの人数、最初の連絡方法はなるべく書いておきましょう。また、スープパートナーに望むこと――助けて欲しい事、大丈夫か特に確認して欲しい事、テストプレイ希望の有無、自分の時間的都合、どのような人にお願いしたいかなど――も書いておくと、より良いでしょう。
- ミニメールなどで直接お願いする方法
ラテシンサイト内のミニメールを使ったりして、スープパートナーを頼みたい人に直接頼んでみましょう。
[スープパートナー]の称号を持っている人はスープパートナーに慣れていることが多く、名前の後ろに装着している人はスープパートナー受付中です、の意思表明である場合がある(そうであるとも限りませんが)ので、比較的引き受けて貰いやすいでしょう。
直接お願いする場合も、問題ジャンルや、スープパートナーに望むことは相手にきちんと伝えておきましょう。
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